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虫歯と歯周病について

「神経を取る」治療について

神経の入っている部屋(空間)を、清掃、消毒する治療です。
何かの原因で組織の生成力が弱っていたり、治療の時期が遅くなったりすると、治療期間が長引いてしまうことも。

01.麻酔をかけて神経を取ります。(1〜2回)
痛んでいる時は、麻酔が効きにくくなっています。
まだ疲れていない時間帯で、麻酔をかけることをお勧めします。
夜間治療では、麻酔が効きにくかったり、ご気分が悪くなったりすることも……。
02.部屋の中に消毒の薬を入れます。(2〜4回)
内部の空洞はとても複雑な形をしていますので、薬が入るように空間を広げる作業をします。
03.植物樹脂で空間を密閉します。(1回)
組織の回復が十分でない場合には違和感が出ます。
必ずスタッフまでご連絡くださいね。
04.根を補強するために芯棒を作ります。(2回)
05.型を取って、かぶせます。(2回)
材料は保険の材料のほか、身体の加齢に対応して自然に変化していく材料を使うこともお勧めします。

実際の根の先を見てみましょう。

俗に「神経を取る」と表現される根の治療。
本当は適切な表現ではありません。
頻度の高い治療のため、軽く考えている方がほとんどではないでしょうか。
「まだ神経取れないの?」、「大丈夫かな?」と、お感じになった経験ありませんか?

根が2本のように見えますが先から見ると、U状の形態で状態で つながっています。
根の先に、神経の出入口が数多く見えます。

昭和天皇の ガンの手術は1時間かかったそうですが、ガンの手術なみに根の治療は難しいものです。
咀嚼に必要な、奥歯は大切にしましょう。

「神経を取る」治療後の芯捧とかぶせる歯について

「神経を取る」治療が終了したら、型をとってかぶせる段階になります。

ハイブリッド材料での治療法もありますので、こちらをご覧ください。

金属材料での治療(保険材料の成分の例)

01.根の治療が終了したら、型をとってかぶせる段階になります。

02.石こう模型を作製し、お口の中の状態をコピーします。

03.銀の芯捧(銀55%、銅22%、錫、亜鉛)を作ります。

04.心棒で補強し形を整えた後、今度はかぶせるための石こう模型を作ります。

05.かぶせる金属の歯(銀50%、金12%、銅15%、パラジウム20%)を作ります。

06.金属の歯をかぶせます。

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